製品に付加価値をつけるためには
硬度の違いで用途を生み出した例
お客様からの要望はゴムバンドを製作したい、とのご依頼。
留め具の部分が花びらで茎の部分がゴムバンドの機能を持たせたデザインのアイデア商品でした。
そこでゴムバンドの部位は伸びの良い材料(低硬度)を選択するのですが、そうなると留め具の部位が低硬度では機能的に問題なため、高硬度の材料にしてはどうかと提案しました。
材料の繋ぎ目が解らない様に色合わせも調整し製品化しました。
硬度の違う材料を接着するには下記のような方法があります。
硬度の違う材料で加硫接着する
硬い材料と軟らかい材料を使ってひとつの製品を作りたい。しかも接着強度が必要な場合
加硫接着とは
接着剤ではなく成型用の材料(熱加硫型シリコーンゴム)どうしで、金型を使ってゴムを
加硫させながら接着する加工方法。接着部位が判らず見栄えが良い。