製品のコストダウンのためには
シリコーンゴム製品の厚みと加硫時間について
シリコーンゴムを成形する場合、製品の厚み、形状、大きさにより成形する加硫温度と、加硫時間を検討する必要があります。それぞれの製品により、製品が成形されるまでの時間が異なるため、製品の厚みを変更することにより、コストパフォーマンスを向上することが可能となります。
製品の厚みと加硫温度・加硫時間の目安は下記のようになります。
1ヶあたりの製品重量 | 加硫温度 | 加硫時間 |
50g以下 | 160~180℃ | 5~10分 |
51~100g | 160~180℃ | 7~15分 |
101~500g | 150~170℃ | 15~20分 |
501g以上 | 110~130℃ | 30~60分 |
※ただし、製品の形状や大きさ等により加硫温度、加硫時間は変化します。