製品のコストダウンのためには
シリコーンシートの打ち抜き加工
シリコーンゴムが持つ耐熱性や耐薬品性などの特性を活かしながら、金属など他素材のシーリングを実現したい場合には、シート状のシリコーンゴムシートを打ち抜き加工することにより、様々な形状、厚みのシリコーンゴム製品を製作することが可能です。
打ち抜き加工を行う前に、シリコーンゴムシートの素材そのもので様々なテストを行い、条件がクリアーできたら打ち抜き加工のステップに進みます。
打ち抜き加工は、トムソン加工が主な加工方法となりますが、厚みによっては切削加工のほうが適する場合があります。シリコーンゴムは引裂き強度に限界がありますので、パッキンとして利用する場合には、締め付け強度を考慮する必要があります。