製品のコストダウンのためには
シリコーンゴムの接着
通常のシリコーンゴムは他の種類の材料には接着しませんが、表面処理をすることにより金属、ガラス、セラミック、プラスチックなどに強固に接着することができます。
また、通常の一体成形が不可能な形状の製品や、硬度や性質の異なるシリコーンゴムで構成される製品の場合にも、接着工程を追加することで製品開発が可能となります。
シリコーン以外の材質との接着やシリコーンどうしの接着については、必要な接着強度に応じて、接着面の形状や面積、平滑度などを考慮したうえで、最適な表面処理剤(プライマー)や接着剤を選定する必要があります。
【接着方法】
加硫接着 ・・・・ 金型を使って同材料(熱加硫型材)にて加硫成形により接着させる。
接着強度『大』 接着用の金型必要
RTV接着 ・・・・ シリコーン用接着剤にて自然(常温)乾燥(24時間)
接着強度『中』 接着時間掛かる
加熱接着 ・・・・ シリコーン用接着剤にて塗布後、加熱(120~200°にて)し金属などと接着させる。
加熱温度により接着時間が変わる。