振動のように一方向に変形させて、つぎの瞬間に逆の方向に変形させる動的方法で測られる弾性率で、測定範囲が広く、かつ精度がよいので防振ゴムの振動吸収、タイヤの発熱性などいろいろの物理的性質を解明する有力な手段としてよく用いられている。なお、動的測定では動的粘性率や緩和時間も同時に測定でき、ゴムを粘弾性体として高度の評価をすることができる。